涸沢2025年10月18日(土)
10/12
残念ながら3連休は雨予報
登山は諦めて温泉めぐりでもしようかと思っていたところに、珍しく嫁さんから上高地、涸沢に行きたいとリクエストされた。
動機を尋ねてみると、上高地は天気予報が急転し晴れになっているのだとか
そんなこと前日に言われても、心とテント泊の準備ってものが・・・
自分が保有しているテントとマットとシェラフを確認すると、とりあえず二人前あるかと
テントもしばらく使ってなかったし、じゃあ行ってみようかと深夜1時に家を出た。
上高地へ向かう松本のコンビニでは登山客らしき格好の人がうようよと
おそらくこの天気予報を見て集まってきたのか・・・ みなさん考えることは一緒なのね
早朝5時 案の定、さわんどのバスターミナルは満車の案内板で駐車場にははいれず、緊急で臨時駐車場に駐車
それからチケット売り場で1時間行列に並び、さらに1時間バス乗り場で行列に並んだ。
山で食べようと準備していたおにぎりも空腹に我慢できずここで早弁する嫁ww
結局上高地バスターミナルに到着したのは7時20分 2時間以上も待たされたのか せっかく早く家を出たのに 残念すぎる
さわんどで陽も昇り、薄暗かった空もすっかり明るくなった。
バスに乗り初めて訪れた上高地、まるでお洒落な観光地なんですね。
これがあの有名な河童橋 人がうじゃうじゃといました。ほとんどが外人さん
梓川の上流を沿って歩けば涸沢へたたどり着くことになる 先はややガスっているが・・・はたして
穂高かと思いきや明神岳 その立派な雄姿を見せてくれた。この山頂にも行けるらしいがかなり急峻で恐怖しかない
しばらくはこんな川に沿った平坦な道を歩く、急げば日帰りもでき、できるだけテント泊を避けたい嫁の為に競歩ばりにテンポを速めて歩いた
9時に徳沢へ到着。日帰りはできなかったときはここへテント泊するしかない、ということでここで空天代1000円支払いテントと宿泊用の荷物をデポすることに
ザックが一気に軽くなった~
徳沢で休憩ののち、横尾までさらに歩いた。横尾では登山受付のテントがあってここで計画書を提出
この時点ですでに1000人を超えているとのこと。渋滞しているのでスムーズには登れないかもと言われる
ますます日帰りは困難な気がするのだが、それはそれで仕方ない、気を引きしめていざ涸沢へ ここからが登山の始まりとなる。
横尾の橋 黄色く染まったイチョウが見送ってくれた。
ここらへんはまだ紅葉は進んでいないようだが・・・すくしづつ黄色に染まっていく
本谷橋 吊り橋だ~ 歩くたびに揺れて気持ち悪いやらウキウキもしたり
さわの水はとにかく透き通って川底がくっきり見える ここの自然の豊かさを誇りを感じる
気が付けば紅葉ゾーンに足を踏み入れていた
おおっ 赤と黄色が美しい 陽が射せば完璧なんだけどな~ 惜しい
ここ数年で一番の色づきらしいです。
嫁 バテるww 頑張れもうちょいだ
着いたーーーーーー まるで風の谷のナウシカの村みたい
大パノラマ スケールでかい!
これがテント村ね。今夜はかなり冷えるので宿泊はしません。
大混雑 座れるスペースをやっと確保して休憩、ビールも寒くて手が出ませんでした。
ここも長い行列で並ぶ気にもなれず、持参した水をすすって下山。
私個人としては、涸沢でテント泊したいのが本音でしたが、嫁さんにはちょっと酷すぎるし、
そもそもテントは一人用のカミナドーム1 と緊急用で保有していたファイントラックのツェルトロング
これではちょい心細い
さらにペグがひと張り分しかなかった。
ってことで徳沢まで戻って、ここでテント泊
幸い夜は寒くもなく、お風呂にも入れた。朝までぐっすり寝れたしで初テント泊の嫁さんストレスもなかったとのこと
もう行かないと機嫌が悪くなるのではなかろうかと心配だったが、上高地のバスターミナルまで笑顔の山行で幕を閉じた。
今年の紅葉は色づきがいいとの評判ですが、どうしたわけか熊の出没が激しすぎて怖くて山には入れない。
雪が降って冬眠するまでは山を控えようかなと思います。いっそのこと早く雪降ってほしいなぁ~