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越後駒ヶ岳BC2020年3月19日(木)

3/15
奥只見シルバーラインも開通し
狙うは越後駒ヶ岳!
昨年はシーズン締めくくりで挑戦するも白沢を滑り、そこからの登り返しに苦戦したっけ
結局17時に下山と、なんともほろ苦い駒ヶ岳デビューだった。
そのあと、1ヵ月以上も膝を痛めたっけ

今回は、一年が経ちどれだけ体力がついたか自分を試す山行だ。
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早朝4時半、携帯のアラームで目を覚ますも小雨模様、テンションが上がらない。
行くかやめるか悩むも天気は次第に良くなる予報を信じて出発。
早朝6時にゲートが開き、スタート地点の石抱橋に6時38分。
駒ヶ岳は登りに時間がかかるので、足に自信がある強者ばかりが集まっているように思えた。
前日には少し雪が降ったのか、5センチは新雪、上に行けばもっとあるだろう。
今シーズン最後のパウダーになるかも、楽しみだ。
北の又川沿いの林道をクロカンで進み柳沢をトラバースするのにスプリットでは怖かったので、ひとつ前の尾根からとりついたがこれが失敗で、やせ尾根に急登と苦行をしいられる。
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ひとり先行者がいたのでそのあとを追ったが、後ろからは誰もこない。

道行山9時30分
すでに3時間かかってはいるが順調
一部、尾根にクラックが入っていてアイゼンに履き替えて登った場所があった。
気温が上がって雪崩やすくなるので注意が必要だろう。
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陽が差し始めてテンションが上がる。
小倉山と駒ヶ岳、中ノ岳が美しい。
まだまだ先がある、頑張ろう。
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先行者が数名見えた。自分は5番目くらいかなぁ。
登山は競争ではないけれど、体力がついて早く歩けることは嬉しいものだ。
それにしても先頭はかなり早い、ひょっとしてあの人かも・・・
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そして急登を登って小屋へ
小屋前で雪が固くシールも役に立たない、スプリットを担いでツボ足で登ったが、アイゼンを履くべきだった。
ズルズル滑るので恐い。
前をすすんでいた山スキーの二人組はキックターンで転倒、あわや滑落するところであった。
疲れてくると、アイゼンやスキー、ピッケルの装着を怠ってしまうが遭難の原因ともなるので気を付けないと・・・
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ついにここまで来た。12時26分 エネルギーも底をつき空腹で耐えられない。
山頂までもうちょっとだったが、クロワッサンを補給したが疲れもピークで、足が上がらない。
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そしてついに駒ヶ岳、登頂~
13時 はぁ疲れた。
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そしてここから滑走開始
すでにシュプールが数本(゚Д゚;)

小倉山まで一気に滑り落とした。フカフカパウダーが最高に気持ちいい。
道行山までの行程で、登り返しなので再度シール登行したが、そこからまたボードで滑って下山した。
山のてっぺんから、下まで雪質は状態がよく板がよく走った。
今季一番のコンディションだったんではなかろうか。いい日に登れて幸せ者だ。
山を下りて、林道でおだまきのTUさんと遭遇
どうやら一番早く登っていたのは彼だった。
同じタイミングで下山したので自分もかなり早く動けるようになったもんだと喜んだが、彼は山頂からオツルミズ沢を滑って登ってのコースだと後で知りぶったまげた。
まだまだ彼との溝は埋まらない、トレーニング頑張ろうWWW